tripf20 タイ修行の旅 ─バンコクへ行く─






み、見るからに怪しい、ピンクの町並み。
姉さんはこの通りにちゃんと目をつけていたらしい。
「いくわよ!」
勇気を振りしぼって(なぜ?)通りに入る。
しかし、ちっとも前に進まない。
誰かに腕をつかまれた!!!

「男アルヨ!」

タイ人の男がメニューみたいなものを目の前に差し出す。
まるで、「冷し中華、はじめました!」みたいなノリで。

「カラオケ!カラオケ!」と言いながら
店に引っ張り込もうとするおじさん。
でもぜったいに、ただのカラオケではなさそう…。

わらわらと男たちが寄ってくる中、
私たちは、ただ、ただ、必死にピンク通りを突っ切った。