タイ修行の旅　─バンコクへ行く─



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重大な問題…それは、限りなく“しっとりした”ミット。
かなり年季のはいった、茶色の大きめのミットなのだが、
これが…はんぱなく…臭いのです。
涙が出るほど、臭いのです。

パンチを打つたび、香りが広がって、むせそうになる。
しかもおじちゃん、この汗やら雨やら何やらをいっぱい吸った
ジュージーなミットで、ときどき顔を狙ってくる。
ほっぺたにじゅわっと。。。

それをどうしても避けたくて、必死でガード。
必然的に、ガードが巧くなる。
あぁ、これも修行なのね！！





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