tripb17 チョコレート紀行 ─ベルギーへ行く─






歩き出すと、道ばたに小さな人だかりが。
近づいて見てみると、ボビンレース店の前でおばあさんが実演中。
ラッキー!という感じで、じーっくり見る。
おばあさんのぼてっとした指からは想像つかないほどの
精密さにビックリ。マユミさん、思わずチップを置いていた。





そしていよいよ、チョコレートの博物館「Choco Story」へ。
カカオが神様の飲み物だったといわれる時代のことや、
トマト1個=カカオ1粒、ウサギ1匹=カカオ10粒のように、
貨幣としての価値があった時代のことが、わかりやすく展示してあった。
連れてこられた奴隷たちが働かされている様子もあれば、
カサノバはシャンパンとチョコレートで次々と女を落としたとかいう情報まで。
言葉がいまいちよくわからないけど、なぜ人々はこんなにまで
チョコレートに魅了されてきたんだろう…と思わせるパワーを感じた。
最後は、チョコレート職人による実演コーナー。
いちばん一般的な「プラリネ」(中にクリーム等が詰まっているもの)の
作り方を間近で見て、ちょっと試食も。
うーん。おいしい。





売店で「Music From the Chocolate Lands」というヘンなCDを発見!
色んな国の音楽が混ざってるっぽい。好奇心オンリーで購入。
そして帰りに、昨日目をつけておいた、いちばんナイスと思われる
チョコレートブティックへ。





人気の店だったらしく、地元の人もブロックのチョコレートを買いにきたりしている。
どんなに混んでいてもちっともあせることなく、
丁寧に包装してくれているマダムの指先は、チョコレート色のマニキュアだった。