tripb13
チョコレート紀行 ─ベルギーへ行く─
出発 ブリュッセル ブルージュ アントワープ 到着
*
ブルージュ駅に到着。
ブリュッセルよりも、こじんまりしていて、静かな感じ。
タクシーで10分のホテルへ。
かなりこざっぱりしたアメリカンスタイル。でもそれがかえって、ほっとする。
お昼を食べようと、初散歩に出発した。
小道がいい感じ。
なんか、ふつうに白鳥がいるんですけど…。ば、馬車も!
運河沿いの橋の近くにあるレストランに入った。
やっと、やっと、ビールで乾杯!
ここまで無事にこれた自分たちを褒めてあげたい気分。
薄いグラスとカーブが美味しい。こう見えて、けっこう量があるのです。
本日のスープと、店名のサラダ、エビのフリットをオーダー。
まず、地味な色のスープが出てきた。野菜スープだというけど、具は見当たらない。
でも、ひとくち飲んで、感激! ひよこ豆とか、セロリとか、にんじんとか、
姿は見えないけど、たくさんの野菜の存在を感じて、丁寧な行程を踏んでいることがわかる。
あ"ぁ"〜と、お風呂に入った時のように、指先までスープが入っていく。
サラダは、生のサーモンと小エビが200匹くらい!のっていて、
見た目に圧倒されるも、味は美味しい。
とくに、ラスクのようなさくさくのパンにカマンベールをのせて軽く焼いたものには、
こっそりハチミツが挟まれていて、そのバランスに脱帽。
フリットは、つまり濃厚なエビクリームコロッケだった。
マユミも私も、2杯目のビールに突入した時、とつぜん店が停電になった。
一瞬の沈黙。
でも「ハッピーバースデートゥーユー」と、隣の席のおじさんがナイスなフォローをして
みんな和やかな雰囲気に。お互いに微笑みあう。
あぁ、素敵な店。
食べ過ぎとわかっていながらも、すっかりご機嫌で、お勧めのパンケーキまで注文。
その名も「パンケーキ ミカド」。
あったかいチョコレートソースの下に、アイスクリームが隠れていて、
うすーいパンケーキと合う!さすがミカド!
死ぬほどマンプクな酔っ払い2人は、満たされた気持ちで部屋へと帰った。
ちなみにこれは、昼食。
← →